考えさせられる音楽
作り手がメッセージを込めて作った曲の意図を汲み取ったり、それに受け手が感銘を受けて涙を流すことは多い。
だが、受け手に自分の内面と向き合わせるような音楽は少ないと感じた。
個人的にはこれに一番近い音楽はharuka nakamuraのようなアンビエントと呼ばれる音楽だと思う。僕がこの人の曲を聞くときはいつも曲を聞くというより、それによって様々な思いを想起させられる、「考えさせられる」ことを求めて聞いている部分が大きい。
これはharukaさんが本来意図した聞き方と違うかもしれないと思い、「考えさせられる」ことを想定した音楽がないかと探したが、やはり作り手のメッセージをどのように受け取り考える音楽ばかりだ。
作り手のメッセージが届く必要のない、受け手が何かを考えてくれるために作られた音楽というものがあれば、是非教えてほしいと思うそんな日だった。(もしなければ自分で作ればいいのかも?)